2024

1020

君の夢の中に出たことがあるらしい。

それだけが道標だったんだけれど

次の一歩はどちらの足から踏み出そう

なんて考えているうちに気づいたらスキップ踏んでて

やっぱり楽しいわ

♫嘘の中にしか存在しないから本当なのだ

717

わたしは天使

わたしは絶対天使

わたしは死なない

〓〓

わたしは絶対死なない

だけどもう少しで堕天使になりそう

です

222

トンネル抜けた

112

忘れたいとか忘れてしまった嫌な昔の出来事や感情の一つ一つに光を当てて、できた影をしっかり見つめ直す作業。

一人ではその影はおどろおどろしいお化けとかめっちゃ巨大で押し潰されてしまいそうだと思い込んでいたものを、誰かと一緒だと別に思っていたほど怖いものじゃなかったんだ、想像力がそうさせていたのかもと、人生を体験し直せる。的確な客観的で大人なコメントがありがたい。
まるでミステリー小説の伏線が回収されているような爽快感や驚き。
目の前で起こる事がまだ信じられない何かマジックショーを見ているような感覚。呪文のような問いかけは頭を通り抜けて全身が返事をしている。

自分の身体なのに自分ではないような、普段いかに頭や言葉で何かを判断し動いているんだということを思い知らされる。
頭を柔らかくする。

身体の信号に耳を傾ける。

光が眩しかった。

2023

1010

街灯の下で上を見たら

雨粒が光の線になって向かってくるの。

雨がこっちに吸い寄せられているようで、わたしがそっちに突進しているの、ほんとうは。

ブラックホールの中心から見える光景みたいだよね。

10 7

フォトシティさがみはら受賞者表彰式にて

アマチュア部門ジュニア賞中学生の部の表彰状授与の副賞はニコンの立派なカメラだった。

発表され、全面のスクリーンにカメラが大写しになったとき沢山のおじさんおばさんのどよめきが起こった。

受賞した少年がはにかみながら受け取った、四角い箱は天体模様の包装紙に包まれていて、そのまま一つの宇宙が中に詰まっているようだった。

最前列に座っているえんくんが、その箱をアイフォンで覗いているのが見えた。

包装紙に添えられた金のリボンにスポットライトが当たって輝いていた。

チラチラ チラチラ 反射して、 ちりちり 焦点合って、私の胸ちょっと焦げ臭いかも

2022

2 22

ナビができません。

ゴールド免許です。

興味がないのです。

夜の高速道路

本音を口にしたら、すっごく薄っぺらくて

舌の上で溶けて消えた。

したのうえでとけたわたしのほんとう

思い出とかいらない

って、言える人間になりたい。

2022 2 15

加速

2022 1 17

そうだった。

ファッションは楽しいものだよ。

12/21

終わっちゃったな儚いな切ないなさみしいな楽しかったな楽しかったな楽しかったな楽しかったな言葉は言葉じゃなくて信号で合図なんだなやっぱ好きだな好きで仕方ないな憧れるなだけどはじめて悔しいな頑張ります

10/25

エンジンかける

9/26

目に見えているものを説明してください、と言われてびっくりしてしまいました。

曇り空の鼠色

サウザンアイランドのオーロラピンク

白鳥さんの腕時計は蓋が開いて、指で触って時間が分かるものでした。

9/22

余裕と、記憶を無くした。

昨日の月が綺麗すぎたから。

昨日の月は、湖みたいだった。

人間が足を踏み入れたことのない森の奥にある湖の底。

人間が生まれる前からずっと存在してる湖。

碧くて、冷たくて、透き通ってる。

地球にとって人間は、ウイルスなのかもしれない。

9/7

アカウント取得できるまで、無言で聞き守ってくれた給付金申請のコールセンターのお姉さんが、切り際に優しい言葉をかけてくれた。

彼岸花

柳瀬くんのまつげ、みたいだった

8/5

死にかけのセミの声

すぐそこの電柱でジタバタしてる、何かにぶつかりながらビ…ビーって言ってる。

風立ちぬのラジオドラマ。

毎日暑い。ねっとりした日差しとか湿気とか

まとわりついてくる。記憶と余韻

なんで?経験してないのにさ、もう直ぐ終戦だなってぎゅうってするの

絶対わかりっこないのにさ

わたしマグマ こんなにパワーあっても

空回りばかり

7/31

成長したいから

じぶんのうた、歌うの。

7/20

答え無いんやったら、自分で決めたやつが正解やないかい!

ここは私の世界。

私が選ぶ。

7/19

文章の理解力貧し過ぎて厳しい。

あなたのメールのこの言葉はどういう気持ちで誰に対して発せられたものでしょうか。

現国のテスト問題と格闘しているようです。

ほんで答えとか正解とかもない。

なのに毎日赤点やあ〜

補習で夏休みなくなる。

7/17

楽しいよね、

悲しいことがあった後にポルカ踊るのって。

7/16

おさとうに火をつけて!

7/14

さっきまでいた彼が飲んでたビールグラス

波打ち際に描かれた図形

日時計が落とす影

この世界、消えて無くなるものがある。

7/13

スペースキーを叩いたところで

余白は生まれない

7/12

林 林

森  森  森

7/8

絶対絶対絶対絶対絶対絶対ない

生まれてきたって事と死ぬこと以外絶対なんてない!

だから!もう!これから一生絶対って言葉使いません

絶対に!

7/5

“ようするに” はキライ

“なぜなら” はけっこうスキ

6/29

ゆりかもめの先頭車両で進行方向の車窓眺めながら、日がな一日ボーッと立っていたい。

6/28

昨日おかんが手渡してくれたフェイスパック

アルコールフリー、ヒアルロン酸配合、クリアピーチの香り

“ベルサイユのばら 密着マスク”オスカル深層若潤輝

守り続けたい乙女の輝き

定価418円 オスカルとロザリーが苦悶の表情で抱き合ってるイラストの上に貼られた半額シール。

大谷くんと遊んだ日通りかかったコインランドリーに座っていた男の子が着ていたTシャツにはダヴィンチの最後の晩餐の絵。

指輪が割れた瞬間に観ていた映画。

やばいですね、の意図。

次に会う約束の日付け。

最近深読み大臣です。

6/25

やっぱり。

たくとさんが言ってたとおり。

てづかちゃんのものがたりは きれいだ。

6/23

え急に扉って開くんやな

ほんでわたしはわたしの、ちゃんとした をやらなあかんのやな。

6/21

どうか、よろしくおねがいします

6/16

キョリ感わからない

ひとの気持ちわからない

傷つけたくない 驚かしたくない

雨粒になってきえてしまいたい

知りたい

おしえて

6/15

「でも 成長過程みせるのがアイドルだって聞いた」

じゃあ僕はきみの きみの、

あなただけの

6/14

Q,事件はどこで起きているでしょうか。

1、会議室

2、現場

6/10

天才だね。

ブチ上がってるから、機微忘れるよね

自分の一部切り離して 無かったことにして 仮想敵にして 攻撃してる

あーそっか。そんだけきみも傷ついたんだよね自分守るためか。

気づいて忠告してくれる人もいないんだね

あれはみんなをハイにさせるけど

世界にひとつだけ 傷つけてる、

とことん傷つけてる。その敵意はきっと

いつか自分にかえってくるだろう。

存在を否定しようとしてるから、不在が大きく立ち上がってる。

不在が、存在してる。

戒めますね。

6/8

毎日死ぬような修行です。

生きてる〜ってカンジです!!

6/5

朝起きて

気付いたら深夜2時優美子なんですけど。

ワープかよ

6/4

〝ウチの母親はクソだ〟

ってなんだ??

6/1

え もう6月

やだよ12月終わらないで

5/28

こわがらないで

とびこめ!

そしたら、90から21に

わ〜〜〜〜〜〜〜ぷ!!

チューニング O・K

ゴーーーーーーー!!!!!

5/26

ああああ

そっか、わかった。破壊神だった。

5/25

わたしは誰と月をみたいのでしょうか

5/23

はっっっずい…

5/23

大池のところでウシガエルめっちゃ死んでた

5/22

伏せた目 田んぼ

恐竜

すきだ

生まれてきたことはじめて嬉しい

4/12

失念されるたびに 死んでます。

お前のことを失念してやる!

今日は一晩中 ほしどめとまつりぬいです。

2/21

居ても立ってもいられなくて家を飛び出し、操車場まで走ってきた。

夜の電車。

遠くで車が走る気配。

久しぶりにTシャツで外。生温い風が剥き出しの腕を撫でる。

梅が咲いて、紅茶の闇に滲んだ豆乳のようだった。チャイティーラテの夜。

黒い神田川に真っ白な鯉がゆらゆら泳いで時々跳ねた。

鯉も居ても立っても居られない気持ちなのかもしれない。

おっぱいが重い。

春が、聴こえる。

5/13

ランニング

リップにはりつく

夏の虫

5/6

雷の夜

水たまりジャンプしながら

レイニング・ラン

ツツジ

しゃきゃら しゃきゃら

こすれ合う雨具

誰もいないのに、規則正しく点滅を続ける 止まれ

わたしイケナイことをしているみたいで

スリル

×××

5/1

ライブハウスの鼓動 劈く言葉

古い映画を上映している映画館

始まるときのブザー 暗闇に溶け出す自分の外郭

遮断

特別で何者にも侵されない

聖域

日常

非日常

パラレル

サイケデリック

浅い眠り

こんな事では人も世界も変わらない。

変わるきっかけはロックンロールだろ

いつでも美しい信念を持ったロックンロールだっただろう。

貫け

1/21

暗がりは何色ですか

桃色の空

そして糸杉は青を背景に、というよりは

青の中にあるべきだ。

混じりけの無いゴッホの手紙を読んで

馬鹿なふりはやめようと思った。

今年の冬は蜂蜜も固まらないね。

会いたくない人に会いたくない。

会いたい人に、会いたいの。

3/8

わたしたち生きてるね

3/8

さっき何か思い出したの

世界の仕組みみたいな、重大なこと。

でも一瞬で忘れちゃったから

夢だったのかもしれない

3/8

世界は詩と文学で溢れていて、流すも吸収するも全て受けて次第なのだ。

ただただ 美しい
優しい
儚い
ただただ 悲しい

どんなありさまであろうが
どんな境遇であろうが
絶対なんてない。絶対に。

幸せには形はなくて
だから手に入れるものではなくて

ある時ふと身体の中を駆け巡る
詩のようなものなのだと思った

3/8

男の子は強がっているけれど 本当は臆病で

女の子は 馬鹿なふりしてる

3/7

ねえ知ってる?

悲しいときに流れた涙には特別な成分が含まれていて、

それはタマネギのみじん切りで流れた涙には含まれないんだって。

その成分は身体にとって毒素みたいなものだから、

流すと身体は軽くなる。

今、流れている涙にはその毒素は含まれている?

今わたし悲しいかうれしいかわからない。

どうして涙が流れるの。

1/30

小学生の頃、ガスストーブの温風口の奥で放映されている怪獣の映画は、青かった。

薄くて揺らめいていて奇麗な青。

いつから観ることができなくなったのだろうか。

ストーブの前で三角座りをする度思い出す。

どこかの小学生のお家でまだ、轟々と青い炎を吐きながら暴れていてほしい。

会えないけれど、遠さは距離のこととは別だからね。

11/21
半年ほど前、私は風邪を引いていた。
深夜、SEIYUでポカリスエットとヨーグルトと森永のラムネを買った。
抗生物質が効いてぐらんぐらん幾何学模様でいっぱいの頭。

ぱきぱきプリズムの麻薬

身体はドライアイスのように気化しそうだった。

下を向いていた。

か細くてとても可愛らしい、お会計の声が聞こえた。
どきり、として顔を上げた。
華奢で、マスクをしたショートカットの女の子。
ぼんやりした景色のなかであの子だけそこにいた。

私は何だかとても恥ずかしくなった。
あんなにかわいい、ひ弱そうな女の子が深夜にレジ打のバイトをしている。

ファッションや刺繍とは無縁そうな女の子。
気になる女の子。どんな生活をしているのだろう。
この刺繍枠を突然贈ったら戸惑うだろうか。
刺繍枠は丸い。丸い縁(ふち)をつけると何でも入り口になる。
この刺繍枠があの子と知り合いになる入り口になればいいのに。

10/18

数年前、

憧れていた女の人が死んだってニュースで見た

大学の友達とスペースマウンテン並んでる時にネットニュースで知った

その時、わたしは好きだった先輩のキャップをかぶっていた。

先輩は私のことを可愛がってくれたけど、愛は無かった。

わたしは愛を持っていません。

わたしが好きだった大学の先輩は、ロングヘアーの女の子が好きなタイプで

だからわたしはずっと、髪をのばしていました。

最近、ある動画を見ました。

女の子が、携帯電話のカメラに向かってしゃべっている動画

話す相手がいないよ、と。

彼氏がみつあみ可愛いねって言ってくれたからみつあみなの

音信不通の彼氏

私ばっかり頑張ってたよ、って。

来世では二重ぱっちりになりたいと言い残して

電車に飛び込んだ女の子

生まれ変わったらインド人になるかもね。

私は私の人生を始めようと思って髪を切りました。

悪くないと思います。

地下鉄からは小さい頃と同じ東京の匂いがしました。

秋になったんだと思いました。

10/17

手洗いの習慣のおかげで

君のおうちの石鹸の匂いがわたしの手からもします。

落ち着きません。

おやすみ

10/16

あるのか無いのかわからないくらい微かで儚いわたしのおっぱい

でもいいやー

わたしおっぱいいらないからあげる。

君にあげる

代わりに君のえくぼちょうだい

おちょこにするから

7/18

カーテン外して一夜を過ごした

裸の窓から、容赦ない朝日の攻撃

引っ越ししたばかりの気分を味わう。

もうすぐ更新だし、気分だけでも元をとるのだ

7/16

わたしはきみの言うことしか分からない

7/7

一回手を鳴らしたら お茶

二度手を叩けば お琴

三度叩けば座布団

四回鳴らしたら、服を脱がすの

吉原のはなし

6/28

無いはずの神経がしくしく痛かった

満月

悲鳴、聞こえた?

わたしオオカミ女なんだ

君を襲いたいマジで

6/25

風がつよくて、うずしおの中にいるみたい

もってかれないように手、握ってて

3/21

四六時中眠くてボンヤリしてしまう

何故にこんなに眠いのか
とあるラジオ番組で、春は寒暖差が激しく夜しっかり寝ているのに眠くなることがよくあるとのこと。
説明者はそれを春バテと呼んだ。
春バテ対処として湯船に浸かるのが効果的だと聞き早速風呂桶に湯を張った。

湯船に浸かるのは本当に久しぶりの事。

湯船の中に耳を浸けたら心臓の鼓動が聞こえるんだよ。

それにしても何にでもバテというものはあるのだなあ、とボンヤリ考えながらシャワーにあたっていた。

いつも君の事を考えてしまい生活がままならないさまは、君バテとなるのだな。

では私は君バテだわ。

などと考え事をしているうちに後半、湯を張っていることをすっかり忘れてシャワーを浴び続けてしまった。

やはり君バテなのだ。

1/23

感情になりたい

1/22

雪すごい

初恋みたいだよね

1/18

もうひとつ同時に並んだ現実世界で、笑ってる
私をありえたかもしれない未来?過去?へ連れて行ってくれる。

入り口はなんだっていいの。ログインさえできれば。

その入り口を探しているのよ

でも

ログインしたら、元の世界に戻れない可能性があります

覚悟は良いでしょうか。

机に突っ伏して

リップクリームを塗った唇で自分の手の甲に口付けした。

ベタベタした。
忘れたいよ

忘れないよ

さみしいよ

さみしくないよ

変わりたくないよ

変わりたいよ

会いたいよ
好きだったよ
ばいばい

11/26

月が、綺麗ですね

歩道橋の上からだと、弓のような鋭い月がよく見えたのだ。

よくわからないものが一番 強いの  いつだって

11/7

俺は毎日死んでいる

11/7

今日は本当に幸せな一日でした。

心の宝箱にしまって、辛い時にそっと取り出し

眺めたいと思います。

11/7

バスクリンの海水

港を覗き込む きみの顔がキラキラしていた

高速道路

線になり 過ぎゆく街灯

半分あけた窓から吹き込んでくる風 踊る埃

鳴り響く音楽

黄色い車

どこまででも連れて行ってくれそうだと 思った

11/1o

線路の近くに引っ越しました

朝から晩まで絶えず定期的に聞こえてくる電車の音、轟音。

を、暴風の音に掏り替えて捉えることにしました

そうすればワクワク出来るから。

ガスストーブの前に糸を垂らして、

たゆたうのを眺めていたら日が暮れていた

ねえ  あの穴は、物語への入り口なの、出口なの

10/24

友達がいない
会いたいと思える人がいない
好きが何かわからない

心はいつも一緒にすんなと威嚇していた

勇んで勇んで、勇んで進む
間に瞬間、立ち止まりそうになる
折れてしまいそうになる
壊れてなくなりたくなる
聞こえたくなくなる
見えたくなくなる

そんな時がたまにあります。

3年に一瞬が、二度ありました。

そのとき、支えになってくれるのは、
刺繍じゃなくて、
作品じゃなくて、
仕事じゃなくて、

誰かの存在と言葉です。
そして、鮮明な色とイメージ

性別や年齢を越えた同志がいます。
嫌われていようが、
会ったことがなかろうが
そんな事は大事じゃない

深い意味はなくていい

10/7

たくさんの目がいっせいに君をみていた。

わたしは前に座る関係者の頭越しに見え隠れするきみの左の空をみていた。

関係者がかけている眼鏡のレンズの中の世界が歪んでいるのが見えた。

穏やかでいられなくて、まともに顔を見られなかったけれど、君の顔はみるみる赤らんでいるらしかった。

「あなたはどうなりたいの」と高い声の審査員に質問されたきみは

すこし俯いて考え、「ぼくは鏡になりたい」と答えたのだった。

ぼくは鏡になりたい

喧嘩をした時、私の放つ超音波や光線を跳ね返すためだろうか。

攻撃が効かないと困る。

でもきみが鏡になったら、わたしはいつでも口紅を塗り直すことが出来るから

落ち着いたら、おしゃれしてデートしましょう。

4/5

アスファルト

さくら つもりて

抽象画

3/28

神田川沿いを散歩コースにしている。

高井戸付近の木でいつも休んでいるサギにうどんと名付けて、通るたびに探した。

白くて、くせ毛みたいな羽が頭から一本ぴょんとはねている姿が面白くて印象的なうどんを、見かけた日はいい日になった。

ときにはくちばしを背中に差し込んで、一本足で安心しきって眠っていた。

暗闇の中、空中に白く光るうどん
桜が満開の頃、川の表面を流れるおびただしい数の桜の花びらを眺めているうどんを目撃した後、

どんなに探しても、もう神田川の木の枝で怠けているみたいに寝ているうどんは見つけられなくなってしまった。

最後に見た時のうどんは向こうを向いて、背中がいつものように白く滑らかで、長い首をもたげて寂しそうだった。

今また神田川の桜が咲き始めている。
うどんの不在。

新しい生活を始めたら、白い鳥を飼おうと思う。


1/25

深夜に降り出した雨は

静かで とても静かで

まるでコーラのロング缶の中ではんすうしている

炭酸のはじけた時のような微かな音をかなでている

まだ誰も気づいていないから

君だけにおしえてあげよう

1/20

ゔ〜〜〜

バチン

!!!

ヒューズがとんだ瞬間、静まり返った暗闇に放り込まれた

なにが起こったのか理解する0.5秒前 トラックが走り去る音が鳴り響き

理解したままぼんやり眺める

最初に白くぼんやり浮かんできたのはミシンだった

石が そう言うのなら

それがやりたかったことなような気がして

一生いきてゆけるかもと 思った

1/20

最高のファッションショーの実現に向けて集中して熟考して納得のできる取り組みをする事を誓います。

東コレ出るんだね。たのむよ って言ってきたあの人のためじゃない

忙しいこと、不安なことに押し潰されて 自分のやりたいことや、やりたかったこと、すきな人や好きなこと

見失うことなく行動することを誓います。

12/15

たくさん笑いながら叫んだの

願い事をとなえたら星がながれたよ

良くなるために 光に近づくために足掻いているわたしたち

息が胸がくるしいのは溺れかけているからなのでしょう

10/9

月が欠けるさまは、地球の終わりに似ているのではないか

地球が終わるその瞬間も世界中の人たちは橋の上で寄り添って空を見上げる

消えてゆく赤い月と、冷たくてつるつるした風、金木犀の香り

ぼくたちは、ないものをみるために生きてるんだ

7/13

道の真ん中で石像になるごっこ

怒ってるんじゃなくって

ベジータの顔真似ごっこしているの

7/7

「何度も言うけれど、君はお姫様じゃないんだよ」

きみはその都度 根気よく、丁寧に、画用紙にわかりやすい絵を描いて説明してくれる。

わたしはおひめさまじゃない

言葉では理解してるのに

人生の岐路に立たされているのでプチプチ占いやらないと

デートの項目が◎だったら、印刷されてる銀紙をやぶりとって、指輪にするの

6/18

仰向けで泣いた

目尻から流れた涙が耳の穴に入って

水の底にいる気持ちになった

溺れているんだ

5/6

きみに説教されて

目から鱗が落ちました

4/30

目をつむったら

波の音が鮮明に聞こえるかなと思って

キスしようと言ったんです

3/6

とろけるわ

あつくて?

あまくて?

チンしすぎたプラスチック容器みたいね

3/5

口実の 小さな大福 苺入り

3/4

あの瞬間 こいにおちたの ふみきりで

3/3

末端冷え性

3/2

記憶喪失

3/1

はな垂れて 靴ずれ痛い 新学期

1

10/6

てづだって~!

9/16

ヘルプミーとハッピーは似ている

9/15

かっこつけて

てあつく守って

9/11

ぼくは、カナリヤになってきみの肩のうえでふくらんで毛繕いをする

それから、カラスになってきみのそのとろけそうに甘美な目を収集する

うそ

三度の飯よりごはんがすき

踊り場でおどろう

ねこの考えていることはわからない

男の子の考えていることもわからない。

男の子は女の子のことをわかってないとおもう

だけど、いとおしい

きみは生命保険にはいってるの

チュッパチャプスはプリン味だけでいい

8/24

わたしのしごとのことを水しょうばいだ と、おばさんはいいます。

8/23





7/23

こんやの月は明るすぎるし、どこまでもついてくる

(さてはわたしのことがすきだな)

7/22

せみのこえをきいた

7/20

いきるのにせいいっぱいで こいなんかできない

7/20

金と女の子と同時にうしなったというけれど、きみにはねこがいる

7/20

あのこのことなぐりたい

あのこのことおもいっきしなぐったら あのこはおこるかな

なぐりかえすかな

わらうかな

くるうかな

どうしてこんなことおもってしまうのだろう

あのこのことなぐりたい

なぐって、まもりたい

Published on 2013-07-20 4:34 PM.